2019の見通し

お久しぶりです。
Hatena blogに移ったのでもうちょっと更新しようかと思っていたのですが、時間がなくてそれどころではありませんでした。とりあえず恒例の2018年の振り返りをしたいと思います。

今年のUSD/JPYですが、レンジは104.58-114.55と値幅が10円満たない珍しい年になりました。去年の私は以下のように予想していました。

しかし、米国の景気は相変わらず良いのであまり心配していません。遅かれ早かれ三角持ち合いをブレイクして150円を目指すと考えています。なぜ150円になったかというと半値戻しを達成したので綺麗なN波動と考えれば150円を目指すと考えられます。

良く揉み合った後のブレイクは大抵良いトレードなので一年以上にもおよぶUSD/JPYの三角持ち合いは是が非でも取りたいと思っています。そして短期的には125円ぐらいを想定しているので、来年はそのあたりまで動いてくれると嬉しいですね。

2017-12-22

 

長期三角持ち合いをブレイクして上に行くと考えており、実際それをメインシナリオでトレードしていました。しかし、年初はVIXショックで円高となりました。長期三角持ち合いを下にブレイクしてきたので、損切してドテン円買いポジションを取りました。しかし、その後大きく反転して再度長期トレンドラインをブレイク。しかし、この円安も持続力はなく12月に力尽きました。

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月足

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USD/JPY 週足

 

前年度も述べましたが、良くもみ合った後のブレイクは大抵良いトレードのはずでしたが、見事に往復ビンタをくらいましたね。6月頃から非鉄セクターが急激に軟調になったため景気についてはネガティブな印象を受けていたので、その後はずっと円買いで対応していました。しかし、12月まで下がらなかったのでマイナススワップが痛くてドル円の収支はマイナスでした。参りました。

次に2019年の予想をしたいと思います。上でも述べたようによくもみ合った後のトレードは大抵良いトレードです。昨年、今年と値動きが大分収斂しているため、動きだしたら値動きは大きくなる可能性が高いと考えます。というわけで来年度は、100円割れがあるかもしれません。ただ、すぐにリセッションになるわけではないと思うのでボラティリティが大きい展開になると予想します。つまり95-113のレンジで大きく振れるのではないかと考えています。

ここからは余談ですが、今後のことを考えると日本国債の消化が困難となる可能性が高いと思われます。今は日銀が無理矢理買っているので問題は顕在化していませんが、阿部政権が終わってリフレ政策への見直しが起きたときに急激な金利の上昇があるかもしれません。最初は円高になる可能性もありますが長期的には円は確実にネガティブなので、この景気後退で円が買われたときはドルと金に資産を振り分けたいですね。以上、一年の振り返りと来年の予想でした。